こんにちは、本日は業務効率化のために作成したスラブの鉄筋量(鉄筋比)算定のためのエクセルシートを公開します。
鉄筋量(鉄筋比)とは
まず、鉄筋量(鉄筋比)とは、から話していきます。
「そんなことわかってるよ。」という人は、この項目は飛ばしてしまってください。
鉄筋量(鉄筋比)とは、コンクリートの断面積に対する鉄筋の断面積(×100して%で表します)です。
鉄筋比は建築基準法で最低量が決められています。柱・梁といった部位によってその数値は異なってます。
※今回は鉄筋量(鉄筋比)に対する詳細な説明は省略いたします。
RC造は、引張応力を鉄筋が、圧縮応力をコンクリートが負担します。したがって、鉄筋だけをたくさん入れても、少なすぎても構造的に合理的なものとなりません。
また、スラブの場合、構造的に有害なひび割れを防止するためには鉄筋量(鉄筋比)が0.4%以上あったほうが望ましいとされています。
鉄筋量(鉄筋比)算定エクセルシート
鉄筋量算定シートの使い方を簡単に説明します。
水色のセルが入力項目です。数値を入力またはタブより値を選択してください。
鉄筋量は赤で囲まれたセルに表示されます。
あくまで標準的なスラブ配筋しか対応してません。
自身で鉄筋種別追加するか、シートを改良してください。
おわりに
今回、たくさん鉄筋比を調べないといけない業務が出たことから作ったエクセルシートです。
「鉄筋比を算定したい人他にもいるかな。」と思い、公開いたしました。
自身の業務効率化が目的であるため、セル幅の設定などあまり汎用性を考慮してません。
少しでもお力になれば幸いです。
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