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SI単位とは|建設現場で使うkN・N/mm²・kN/m²の基本

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SI単位(エスアイたんい)とは、国際単位系(Système International d’Unités)の略称で、世界共通の計量単位の体系のことです。
建設分野では、構造計算・荷重設計・材料強度の記述に一貫して用いられており、設計図書や仕様書ではSI単位による表記が標準となっています。

使われる場面

構造計算書では、荷重をkN(キロニュートン)、応力・圧力をkN/m²(キロパスカル)、材料強度をN/mm²(メガパスカル、MPaと等価)で記述するのが原則です。
コンクリートの設計基準強度Fcは「Fc = 24 N/mm²」、積載荷重は「1.8 kN/m²」のように表記します。

SI単位が普及する以前は、重力単位系(kgf、tf/m²、kgf/cm²など)が使われていました。
現在でも施工現場では「1トン(≒ 9.8kN ≈ 10kN)」という感覚的な表現が残っていますが、計算書・設計図書・仕様書にはSI単位で記載することが求められています。JASS5(日本建築学会 建築工事標準仕様書・コンクリート工事)や建築基準法施行令もSI単位での規定に統一されています。

換算の基本として「1kgf ≒ 9.8N」「1tf ≒ 9.8kN」を押さえておくと、旧単位との照合が必要な場面でも対応できます。

実際の現場では、旧単位のほうが平米あたり何キロかと直感的にわかるため、利用されることはあります。
SI単位で計算されたものも最大重量など現場に表示するときは、kg単位となると思いますので、換算できるようにしておきましょう。

関連語

  • kN(キロニュートン)― 荷重・力の単位。1kN = 1,000N
  • N/mm²(ニュートン毎平方ミリメートル)― 材料強度の単位。1N/mm² = 1MPa
  • kN/m²(キロニュートン毎平方メートル)― 面積荷重の単位。1kN/m² = 1kPa
  • 設計基準強度(Fc)― SI単位(N/mm²)で規定されるコンクリートの圧縮強度

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