【一級建築士】学科試験残り1カ月余り!これからをどう生きるか。

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いよいよ、一級建築士学科試験まで残り1カ月余りとなりました。受験生の皆さんは最後の追い込みに入ったところでしょうか

これか先の勉強のすすめ方を私の経験を踏まえて説明していきたいと思います。

とにかく過去問を解きまくる!

これまでの試験傾向から、”過去3カ年の過去問に類似する問題は60%程度出題”されています。

ただ、これは正当肢以外の残りの3つの選択肢も含めた数字です。

過去問を解いて、間違えた問題だけでなく、消去法で解いたり、誤りであることはわかるけど正確な答えがわからないといった選択肢はすべてお使いの参考書などに戻り解答、解説を確認しましょう。

そして、出題頻度の残り2~3割(あとの1~2割は過去10年や新傾向問題)を埋めるために、過去3カ年の過去問で出題された選択肢の関連項目も併せて覚えていきます。

計画科目の最後の追い込み

計画については、ほとんどが暗記問題になっています。

室内の各寸法の場合、事務所、学校、保育園など部屋の大きさや高さに多少の違いがあります。

これらを正確に!とまでいかなくてもイメージで覚えてしまうのがいいと思います。

まず、事務所が基準になりますので、事務所の規定の数値は正確に覚えましょう。

そこから、学校、保育園だと同じ規定がどのように変化するのか自分なりに比較表なんかを作成してみるのもよいと思います。

そして、作品事例です。

私が受験したときは、作品事例の問題は3問出たと思います。

最近では、作品事例の出題数が増加傾向にあるという話も聞きました。作品事例は、数が多くこれから暗記だけで切り抜けるには相当な苦労が必要です。

結局は回数を重ねて暗記していくしかないのですが、作品事例も日本建築と西洋建築、西洋建築の場合はゴシック、バロックなどの建築様式ごとにどういう建物が作られているかを把握するのがいいと思います。

作品自体の特徴は作品事例集などを繰り返し読んでいれば、何となくですがわかるようになります

通勤時間などの隙間時間に作品事例集を愛読書にしましょう。

「同じ名前なのに”サン・”が付くだけで建築様式も変わるのかよ!」みたいな感じでわかりにくいものは、自分自身でツッコミを入れながら、印象付けて覚えるのがコツだと思います。

設備科目の最後の追い込み

設備科目はまずは計算問題は解き方、計算の流れを覚えてしまいましょう。
あとは、過去3カ年の過去問を繰り返し解いて解き方を定着させていくしかありません。

僕自身が、建築系で設備に疎いというのがありましたが、皆さんは設備機器の名前だけを聞いて形、見た目、基本的な機能をイメージすることはできますか?

参考書などを中心に文章でこれらを読んでもあまりイメージが付きにくいです。

もし、イメージがつかない設備機器があったら、その名前をインターネットで検索しましょう。

ものの形がわかる、建築現場でどこに取り付けられているものかがわかるこれだけで、設備機器、機能のイメージが付くようになります。”百聞は一見にしかず”です。ものを見ましょう。

法規科目の最後の追い込み

法令集には、すでにアンダーラインやこれまでの勉強の中で出てきた項目には追加で蛍光ペンなどを引いていると思います。

法規は繰り返し解いて(法令集を引いて)いくしかありません。

法令集の構成(総則、用語の定義、構造、防火、一般構造)を理解していますか?

法令集は魚の骨、木の枝のように大項目から小項目へと次々に分岐していきます。まずは、この大項目がどういう順序で並んでいるか法令集の構成を把握しましょう。

時短対策として、私がもっとも効果的であると思うことは、『法令集を素早く引くと意識でページをめくる』ということだと思います。

一度、これまで「ぺら、ぺら」とめくっていたページを「バシッ!バシッ!」とめくってみてください。

体感ではこれだけで10分は法令集を引く時間が短縮されると思います。早くめくるというイメージを常に持っていきましょう。

ただし、この方法1時間45分続けようと思うと相当疲れます(笑)

5.構造科目の最後の追い込み

構造科目は、まずは構造力学ですね。

計算問題はいくつかの公式と解法を理解していれば解くことができるのでここを落とすのは非常にもったいないです。

私は仕事がら構造力学に触れる機会も多いので、この辺りはあまり苦になりませんでした(普段覚えてない公式を覚える程度)。

構造力学は力の流れ、力を加えたときの変形のイメージをつかむことが一番だと思います。

問題(モデル図がと外力)を見た瞬間にどのような変形になるかイメージをつけて、あとは覚えた公式で解く。これに限ります。

構造計算も同様ですね。

グラフなどを駆使し、建物が堅く、重くなると力がどうなるのかなどイメージを持っていないと、参考書に書かれている文章をそのまま覚えてしまおう!だけではとても覚えきれませんし、応用が効きません。

構造はとにかくイメージ、直感です!!

6.施工科目の追い込み

施工は現場監督であればこれまでの経験から他の受験者よりだいぶ有利な科目なはずです。

自分が経験していない工種があればそこは重点的に取り組みましょう。

特に大型の建築物件の施工がメインの場合木工事などは経験がない人も多いのではないでしょうか。

とは、普段何となくで覚えている細かい数値を覚えていきましょう。

ここでも基本となる数値を覚えて類似の工種・工法を比較するように覚えていくのが良いと思います。

7.最後に

ここからの勉強方法と各科目のポイントを記載しました。最後に最も大事な心構えを述べておきます。

「学科試験はあくまで通過地点です!!」

 この一言に尽きると思います。皆さんの目標は学科試験突破ではなく、一級建築士になることです。

学科試験突破を目標に取り組んでいても、そのあとの製図試験のほうがさらにきついです。さらに猶予期間内に製図試験をパスすることができなかった場合、また学科試験からと考えると途方もないです。

こんなとこで足踏みしている場合じゃないという強い気持ちを持って、学科試験に臨んでほしいと思います。

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