技術士第一次試験(建設部門)の勉強開始

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2019年度の継続学習の一環として、技術士第一次試験(建設部門)に挑戦します。

自分の決意として、ここに勉強の記録を残していきます。

目次

技術士とは

まず、技術士とはとういうところを簡単に触れておきます。

「技術士」は、産業経済、社会生活の科学技術に関するほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。

また、「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。

さらに、「技術士」は、「技術士法」により高い技術者倫理を備え、継続的な資質向上に努めることが責務となっています。

公益社団法人 日本技術士会HP

なんか、小難しくてわかりにくいですねw

要は技術職分野ごとのプロフェッショナルということです。

21の技術部門とありますが、その中に私が将来的に取得を目指す建設部門が含まれています。

技術士第一次試験とは

今回、受験合格を目指す第一次試験とはどういうものでしょう。

技術士は、第一次試験と第二次試験と分かれています。そして、技術士として名乗ることができるのは、第二次試験の合格者になります。

第一次試験は、その名の通り、第二次試験を受けるために先にパスしとく必要がある試験になります。

技術士第一次試験は免除規定がある

そうなんです。技術士第一次試験は合格せずとも最初から第二次試験を受験できる免除規定があります。

それは、JABEEコース修了者であること。

JABEEとは、技術者育成の教育プログラムのことです。
これが卒業した大学等の教育プログラムに組み込まれているかが境となります。

つまり、「技術士第一次試験とは、技術士になるべく知識を有していることを証明するもの。
ただ、特定の大学の修了者、その知識同等を有しいるものとする。」となります。

技術士補となる資格の特例として「指定された教育課程の修了者」とあり、これは「大学その他の教育機関における課程であって科学技術に関するもののうち、その修了が第一次試験の合格と同等であるものとして文部科学大臣が指定したものを修了した者」のことです。

文部科学大臣が指定した大学等を掲載しています。

悲しき高専卒

....

悲しき高専卒のさがです。

私は高専出身ですが、5年通ううち、一般の高卒後の期間に該当する4年生からの2年はJABEEコースに基づき、教育が行われます。

しかしそのJABEEコースは高専卒業し専攻科としてさらに2年高専で学び、修了することでJABEE認定を受けることができます。

私たち高専卒は、JABEE認定貰えないことが分かりながら2年間はJABEEコースで学習を行わなければならない現実がそこにはあるのです。

技術士第一次試験の内容

さて、嘆きはこれくらいにして(笑)

技術士一次試験の内容を簡単に説明しておきます。しかし、先に一つ言わせてください!いくらJABEE認定大学修了者だからと言って、この第一次試験レベルの学力があるとは思えません!!

大学修了者を悪く言ってるのでなく、過去問も公表されてますので、一度問題を見てみてください。意味不明です。

また、気を取り直しまして(笑)技術士一次試験の内容です。

技術士一次試験は、「基礎科目」「適正科目」「専門科目」の大きく3つの試験があります。

基礎科目

基礎科目は、科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題となります。

基礎科目の一覧
  • 設計論理、システム設計、品質管理といった「設計・計画に関するもの」
  • アルゴリズム、情報ネットワークといった「情報・倫理に関するもの」
  • 力学、電磁気学といった「解析に関するもの」
  • 材料特性、バイオテクノロジーといった「材料・化学・バイオに関するもの」
  • 環境、エネルギー、技術史といった「環境・エネルギー・技術に関するもの」

文字を見ただけでも嫌になりそうです。いわゆる理系科目と呼ばれるもので大学レベル(もはやそれ以上)の知識が求められます。

学校を離れてから数年、十数年、数十年と受ける年代はバラバラですが、いずれも勉強をし直す必要があります。

適正科目

適正科目は、技術士法の規定の遵守に関する問題です。

条文を覚えなくともしっかりと意味を理解しとかないと引っ掛け問題などに対応できないでしょう。ここはみんな同じスタートラインだと思うので少し気が楽です。

専門科目

基礎科目、適正科目は受験者全員同じ試験となりますが、専門科目は自身が選択した分野の問題となります。

自身の得意分野だからと甘く見てはいけません。配点も5割はこの専門科目にあてられています。

今回、建設部門を選択しました。

そう、建設です。建築部門ではありません。

いくら専門と言っても、道路、水路、ダム、堤防など土木メインの分野が出てきます。避けては通れません。二次試験の内容はまだ調べていないのですが、二次試験にもつながってくるかと思います。気合いを入れて勉強します。

参考書を購入

今回は、参考書を購入し、独学での合格を目指します。

私は、以下の二つを購入しました。

基礎科目、適正科目対策の1冊と専門科目(建設部門)の1冊です。

「過去問を解いて、自分なりにまとめを作り、空き時間などはそのまとめを読み返す。そしてく繰り返し過去問を解きまくる。またまとめ作る、読み返す。」これが私の学習の流れですので、過去問と解説があればよいと思い購入しました。

実際過去問はHPでも公開されてますし、その解答・解説も様々なWebページが存在します。印刷したものでいい。という方がいればお金をかけずに合格もできるのではないでしょうか。

早速解いてみた

とりあえず、専門科目(建設部門)の去年(H30年度)の問題を解いてみました。

「。。。ダメです。別次元です。」結果は聞かないでください。ここにも載せません。

2019年度技術士第一次試験を受ける方一緒に頑張りましょう!!

 

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