縁石とは、歩道と車道、舗装と植栽帯といった異なる部分の境目に据えるコンクリート製のブロックのことです。
読みは「えんせき」または「ふちいし」です。現場では「縁石ブロック」や「境界ブロック」と呼ぶこともあります。段差をつけて車両の乗り上げを防ぎ、舗装の端部を押さえて崩れを止める役目もあります。
使われる場面
建築工事でも、道路から敷地へのアクセスのための歩道の切り下げ工事を外構工事で行います。
道路側においては、道路管理者と競技したうえで使用が決まっていきますが、基礎コンクリートを打ち、敷モルタルの上にブロックを並べていく流れで、通りと天端の高さは丁張から張った水糸に合わせて一本ずつ調整します。縁石の天端はそのまま舗装の仕上がり高さや排水勾配の基準になるので、据付時の狂いは後工程まで響きます。
また、工事期間中の歩道の損耗を防止することを目的に仮設として歩道をアスファルト舗装に一時的に切り替えたりします。
こういった仮設であっても歩道であることには変わりません。通行人の安全に配慮した計画が執拗です。
敷地前の歩道に車両の出入口をつくる場合も縁石が絡みます。歩道の縁石を低いものに入れ替える切り下げは、道路管理者の承認(道路法第24条)を受けて施主側の費用で行う、いわゆる自費工事の扱いです。申請から承認までの期間は道路管理者ごとに違うため、外構の工程を組む段階で窓口に確認しておきましょう。
関連語
- 地先境界ブロック:敷地と道路、植栽帯と舗装などを仕切る小型の縁石
- L形側溝:車道の端部で縁石と組み合わせて雨水を受ける側溝
- 丁張:通りと高さの基準を示すために設ける仮設の定規
- 道路使用許可:工事で歩道や車道を使うときに警察署長から受ける許可
縁石は小さな部材ですが、舗装の高さも出入口の段差もここで決まります。据付前に丁張の高さと道路管理者との協議状況を、あわせて確かめておきましょう。

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