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根切りとは|建設現場での意味と使い方

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根切り(ねぎり)とは、建物の基礎や地下構造物を構築するために、所定の深さまで地盤を掘削する作業のことです。
単に掘削するだけでなく、深さ・土質・地下水位によって計画の難易度が大きく変わるため、土工事全体の段取りを左右する工程といえます。

使われる場面

根切りは、ベタ基礎・布基礎・独立基礎の施工前に行われます。掘削範囲が狭い順に「布掘り」「つぼ掘り」、地下階や深基礎を伴う場合は「総掘り」と呼び分けるのが一般的です。

掘削計画は構造図・基礎伏図・土質柱状図をもとに決めていきます。
基礎躯体構築後に埋め戻しが必要なときは、掘削しても結局埋め戻ししてしまうため、基礎や基礎梁の幅+捨てコンクリートの余り代+作業幅を確保して、根切り計画を決めていきます。

掘削側面の安定については、労働安全衛生規則第356条で土質ごとの勾配と高さの上限が規定されています。実務上は掘削深さが1.5m程度を超えるあたりから、法面勾配で逃げるか山留め(土留め)を設けるかの判断が必要になります。

地下水位が掘削底より高い場合は、釜場排水やウェルポイントなどの排水計画と一体で検討しましょう。

関連語

  • 山留め(土留め):根切り側面の崩壊を防ぐ仮設構造物。親杭横矢板・鋼矢板・ソイルセメント壁など
  • 法面(のりめん):土留めを設けない場合に確保する掘削側面の勾配
  • 砂利地業:根切り底に砕石を敷き均し、転圧して基礎の支持地盤を整える作業
  • 乗入れ構台:根切り内に重機・運搬車を進入させるための仮設構台

根切りは「掘ればよい」ではなく、土質・地下水・周辺地盤への影響を読みながら、山留めや地業と一体で計画する工程です。施工計画書では掘削深さ・勾配・排水・残土処分まで一連でまとめておきましょう。


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