コンクリート技士・コンクリート主任技士の更新講習の時期になりました。
すでにお手元に更新講習の案内のお知らせは届いているでしょうか。手続きはお済でしょうか。
今回は、コンクリート主任技士の更新講習申し込みにあたり、記入書類・申込書や納付する手数料について説明していきます。
コンクリート主任技士の更新
コンクリート主任技士とは、日本コンクリート工業会(HPはこちら) が主催しているコンクリートの製造、施工に携わる技術者の資格の一つです。
コンクリート主任技士試験合格後に、登録することでコンクリート主任技士の資格が付与されることになります。
登録には有効期間があり、試験に合格した年度の翌年度から4年間とされ、有効期限は登録証にも記載されています。
なお、登録有効期間中に更新講習を受講することで、登録の更新が可能です。
この更新講習は、登録が失効する2年度前から受講することができ、実際の実際の登録更新は、登録有効期限のあとから新たに4年間登録されることになります。
更新のためには講習が必要になりますが、2年間ありますので、ご自身の業務等考慮して、計画的に講習会に参加するようにしましょう。
コンクリート主任技士更新手続き
登録更新の時期になったら、コンクリート主任技士登録の時に登録した住所に更新のお知らせ(更新研修と登録の案内)が発送されます。
登録の更新を行うためにもまず、講習会の申請を行う必要がありますので、忘れずに申請しましょう。
なお、講習は、今年度はeラーニング(web講習)と一部会場での対面講習となるようです。
従来は、日本各地の数か所で更新講習の会場が設けられていましたが、今年度は対面講習は東京会場のみとなってます。
また、申込要領にも、今年度に限り、東京会場での申し込みを受け付けるという文言もあり、今後は、eラーニングによる研修のみになると案内されています(2021年度講習を基に記載)。
また、今年の更新講習についても申し込み後にeラーニングか対面式かの変更はできないとのことですので、事前に講習方法は決めておきましょう。
登録内容の変更
まず、更新講習の申し込みの際に、登録内容の変更がある場合、変更内容を記載することが可能です。ご自身の住所、勤務先の住所など4年間のうちに変更はないでしょうか。
登録内容の変更は公式HPより随時行うことはできるのですが、4年間変更手続きを実施していない方も多いのではないでしょうか。
更新登録申し込みの際に、登録内容の確認と変更がある場合の記入欄が設けられてますので、記入しておきましょう。
手数料の納付
また、更新講習、登録のための手数料の納付も必要になります。更新講習の申込書に手数料納付(振込用紙)の受領証をホチキス止めする必要があります。
したがって、申し込み時点ですでに郵便局への振り込みが完了している必要がありますので注意してください。
更新手続き
更新の手続きは、講習形式(eラーニング、会場)の選択と登録内容の変更等を記載した「コンクリート主任技士研修受講更新登録申込書」と申込書の用紙の右上に手数料の「振替払込受付証明書」をホチキス止めし、同封されている返送用封筒で送付することにより申し込みが完了します。
今後の流れ
申し込み完了後は、7月上旬をめどに、更新研修用のテキストと受講票が発送されます。
講習自体は、eラーニングと対面式で異なりますが、7月下旬~9月下旬まであります。
更新講習は、合計で4時間30分あるとのことですので、自分で受講日を選択できるeラーニングは、業務都合とスケジュールを調整しておきましょう。
また、eラーニングとなると会社で受講される方も多いのではないでしょうか。
業務デスクで講習受講していると、他から声掛けされたり、周りの音が気になり集中できなかったりもするかと思います。自身のデスクではなく、会議室などを借りて、集中できる・邪魔が入らない環境をつくるように準備しておきましょう。
おわりに
コンクリート主任技士の更新手続きについて紹介しました。更新手続き自体は、送付される登録の案内冊子を見れば、迷うことはないかと思います。
まずはしっかりと届いた案内冊子をご確認ください。
当記事によって、一人でも更新講習の申請漏れに気づくことができたら幸いです。
私も更新対象ですので、一緒に頑張りましょう。
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