コンクリートの受入検査

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フレッシュコンクリートの受入検査

フレッシュコンクリートの受入検査とは、コンクリート工事における検査の検査の1つです。

受入検査には、フレッシュコンクリートのスランプ測定・空気量測定・コンクリート温度測定・塩化物量測定・コンクリートの目視確認があります。

受入検査の頻度

受入検査のうち、スランプ・空気量・コンクリート温度を圧縮強度試験用供試体※を採取するときに実施します。

塩化物量のの測定は適用図書により異なりますが、1日1回以上またはコンクリートの打設数量150m3ごとに1回実施します。

普通コンクリートの場合、生コン150m3以下ごとに、調合管理強度用供試体の採取が生コン車1台から3本、構造体コンクリートの圧縮強度用供試体の採取が、生コン車3台から各1本の供試体採取があります。

生コン車1台は同一ですので、受入検査は生コン150m3以下に3回実施する必要があることになります。

※圧縮管理強度試験とは、フレッシュコンクリートの調合管理強度試験および構造体のコンクリート圧縮強度試験のことを示しています。

受入検査の重要性

コンクリート打設は打設日の最初の受入検査に合格しなければ打設を開始することができません。

受入検査を実施し、その結果だけでなく検査自体にも立ち会い、適性なコンクリートかしっかり判断し打設開始の判断をしましょう。

おわりに

コンクリート工事の管理においては、適用図書の標準仕様書やJASS5による違い、材料としてJISの定義、普通コンクリートと高強度コンクリートでの検査方法の違いなど混同しがちなポイントがたくさんあります。

一つ一つをしっかり区別し、理解して良いコンクリートを打設しましょう。

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