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高力ボルトとは|建設現場での意味と使い方

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高力ボルトとは、鉄骨造の柱・梁などの接合部で部材同士を強く締め付け、その摩擦力で応力を伝えるために使う高強度のボルトのことです。
普通ボルト接合と違って、ボルト自体のせん断ではなく接合面の摩擦に頼って力を伝えるのが大きな特徴です。

代表的なものに JIS B 1186 で規定されるトルシア形(S10T)と六角高力ボルト(F10T)があり、現在の鉄骨工事では主にトルシア形が使われています。

使われる場面

鉄骨造建物の柱継手・梁継手・ブレース取り合いなど、現場で部材をつなぐほぼすべての接合部で使われます。

施工は「一次締め → マーキング → 本締め」の手順が基本で、本締めはトルクコントロール法かナット回転法によって所定の張力を導入します。
締付け後はピンテールの破断・共回りの有無・マーキングのズレを目視で確認し、検査記録として残します。

鋼構造接合部設計指針や JASS6(共に日本建築学会) では、すべり係数を確保するための摩擦面処理(自然発錆・赤錆の確認)も求められており、これを怠ると本来の耐力が出ません。

関連語

  • トルシア形高力ボルト(S10T)
  • F10T(六角高力ボルト)
  • ナット回転法・トルクコントロール法
  • すべり係数・摩擦面処理
  • ピンテール

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